ヒプノセラピーとは


ヒプノセラピーは、「催眠療法」という心理療法のひとつ。
催眠は、脳をリラックスした状態にし、潜在意識にアクセスします。
そうすると心の壁が取り除かれ、生きづらさや悩み、心の傷が癒されていきます。
セラピー中は、意識がなくなることはありませんし、“あなた自身”は保たれています。
イメージがつきにくいかもしれませんが、実際は、とても心地の良い時間です。
安心してくださいね。

顕在意識と潜在意識

私たちの「意識」は2つあります。

1つは「顕在(けんざい)意識」
 =自覚している意識(12%)

もう1つは、「潜在(せんざい)意識」
 =無意識(78%と、大部分を占めている)

ヒプノセラピーは、この潜在意識にアプローチします。


潜在意識は、過去の経験などによって無意識のうちに蓄積された 価値観・習慣・思い込みなどから形成された、自覚されていない意識のことを言います。

ヒプノセラピー中の脳の状態は?

ヒプノセラピーを受けると、なぜ 過去の世界や前世を見ることができるのでしょう?

それは、脳が「アルファ波」の状態になり、「潜在意識」にアクセスするからです。


もう少し分かりやすく、ヒプノセラピー中の脳の状態についてご説明します。

下記のイラストをご覧ください。

普段、起きて 活動している時の脳波は、  ①ベータ波の状態です。
そして、寝ている時は ④デルタ波の状態。
ヒプノセラピー中は、②アルファ波の状態です。

アルファ波は、①ベータ波 → ④デルタ波 に移行する途中の、脳がリラックスしている時に現れます。


これは、ヒプノセラピー中にだけ起きる特別な状態ではありません。
実は日常でも、よくアルファ波の状態になっています。

よくあるのが、何かに集中、没頭している時。
また、瞑想(マインドフルネス)している時も、脳はアルファ波の状態になっています。


脳がアルファ波の状態になったら、意識が 潜在意識 へと入って行き、

自身の過去や前世などへアクセスできるようになるのです。

ヒプノセラピーの流れ

ヒプノセラピーはどんな風に受けるのか?気になる方もいらっしゃると思います。
あらかじめ知っておくと心の準備もできますので、簡単にご紹介します。


[ヒプノセラピーの流れ]

1. カウンセリング
お悩みや、受けたいヒプノセラピーなどをお伺いします。

   

2. ベッドやソファーに、仰向けに寝る

(お借りしている 調totono では、エステの施術台を使用します)

ハンカチをアイマスク代わりにします。
 ※ハンカチをご持参下さいね!

セラピストは、お客様の横に座ります。


3. 体のリラクゼーション → ヒプノセラピーへ

セラピストが誘導して、ここからヒプノセラピーが始まります。

まずは、言葉による誘導、リラクゼーションで、筋の緊張を緩めていきます。
体に触れることはありません。

心の緊張は、体の緊張に表れます。ですから、まずは体を緩めることから。
慣れてくると、心地よくてうとうとします。


そして、潜在意識の世界に。

お客様は、脳内に、イメージの世界が広がる感じ。
外界の音などは聞こえます。ですが、不思議と気になりません。

そして、
・年齢退行 ・インナーチャイルドの癒し ・悲しみの癒し ・前世療法 ・ハイヤーセルフからのメッセージ
などのセッションを行います。

途中でお手洗い🚻に行くこともできます。ご心配なく。


4. 解催眠
催眠を解き、「今」に戻ってきます。


5. アフターセッション

まだ ぼーっとしてますので、お茶を飲みながら ゆっくりとクールダウン。
振り返りもいたします。


当サロンのヒプノセラピーをご希望の際のご注意点

ヒプノセラピーは、医療行為ではございません。

精神科や心療内科などで治療中の方は、必ず主治医の許可をお取りください。


精神内界にアプローチいたしますので、

カウンセリングの結果、精神状態が不安定等でヒプノセラピーを行うのが難しいと判断された場合は、

セラピーをお断りさせて頂く場合がございますので、あらかじめご了承ください。


また、必要と思われた場合は、医療機関への受診をおすすめすることもございます。

その際、特定の医療機関をご紹介することはありません。


私は、精神科病院にて 20年以上専門職(作業療法士)として勤務してきた経験がありますので、

ご相談、カウンセリングには きちんと対応いたします。

ご安心ください。


カウンセリングのみになった場合は、

カウンセリング料金(3,300円)を頂戴いたしますので、ご了承下さい。

(セラピー料金は頂きません)


ご了解のほど、よろしくお願い申し上げます。